咬合治療 山田さんの場合

北村歯科 横浜市鶴見駅東口駅前

山田さんの場合
アーチェリーの優勝だけではなく、
持病の胃のむかつきまで治ってしまって、ニコニコの山田さんです
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藤原紀香さんやSMAPの草なぎ剛君にも、
ドラマの為(芸能人の恋)に山田さんがアーテェリーを指導していました
山田さんは、昭和5年生まれの今年72歳です。
その肉体は70歳を越えているとは信じられない様な、鉄人の如し強靱な肉体です。
山田さんはアーチェリーの選手として未だ現役で、今回の噛み合わせ治療の目的は「もっと、アーテェリーが上達したい」という素晴らしい向上心によるものです。

お体の状態を拝見してみると、左肩下がりであり、起立時に上体に力が入っていることが解りました。アーチェりーはもちろんのこと、下半身は大地に根を張るがごとく構え、上半身はどこにも無駄な力が入らないようなフォームを作ることが大切なスポーツや武道、また各種芸術や技能、技術はたくさんあると思います。今回はそのフォーム達成のため、噛み合わせを利用してその理想的なフォームにいかに近づけるかがポイントとなります。
頭蓋は引力に対して水平になり、頭蓋ー仙骨を結ぶ線が
引力に垂直に近づいています。この姿勢が弓を引いたときの乱れを最小限に抑えます

左肩下がりは左側の歯が少ないためにプレートの噛み合わせ力を強くして対処し、また頭蓋を水平にするための調整をしました。前屈のまま、的を見る姿勢では眼球に無理な力が入るために遠近感や視力に悪影響が出ることが考えられます。
プレート装着時には、上体を起こし無理に力を入れずに、そっとふれる位地を覚えていただくようにご指導させていただきました。

3度目の来院後、医院の前から山田さんからお電話をいただきました。
「先生、お話したいことがありますので、お隣のレストランでお待ちしております。」
「では1時過ぎに参ります」とお答えしました。
何だろう?と考えながら、行ってみるとそこに笑顔の山田さんがおらしゃりました。
「一週間プレートを装着後、大会に臨んだのですが、優勝いたしました」・・・

驚いたのは私の方でした。要するに、そのお礼にと私を食事にご馳走をしてくれようとした、小粋な山田さんの演出だったのです。私は治療の公平性を保つために、患者さんとは個人的なおつきあいはおろか、食事にご一緒したことは今まで一度もありませんでした。しかしながら、この初体験はを私はありがたくお受けする事にいたしました。

山田さんは「本物の力」読者で、アーテェリーが上達したい故に、若山氏の治療院を訪ねたそうです。若山氏が、「。。。。な治療をしてくれる歯医者がある」とアドバイスをした直後、東京から鶴見まで飛んでこられました。治療だけに限りませんが、何事も本人の情熱や、やる気が大切です。山田さんの場合も、ご自分の情熱が優勝の原動力だった事は確かです。
「自分はもっと上手に矢を的に当てられる・・・」山田さんの情熱は冷めることはありません。

今回も、貴重で喜ばしい経験をさせていただきました。
ありがとうございました。山田さん。



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