北村歯科 横浜市鶴見駅東口駅前
| 現在の歯科治療において、レーザー治療器は必須のアイテムになったといっても過言ではありません。 逆の言い方をするならば、本気で歯科治療をするなら、レーザーは必ず必要な時代です。 当院でも、診療台には一台づつ設置する事にしましたが、その理由は「忙しいときにレーザーを運ぶ手間があると無精してレザーを使わない事になる」という変な理由なのですが、要するに使った場合にはものすごく効果的な場合が非常に多いので、積極的にレーザーを使うことに心がけるために、大枚をはたきました。 現在、保険診療と自由診療の混合診療が認められていないために、保険診療で治療する際には一切の追加料金は発生しません。しかし、一文にもならないのに、一台数百万円の機材を購入するのにはそれなりの理由があるからです。 その理由は「ものすごくよく効く」からです。 炭酸ガスレーザーは主に軟組織(歯肉、唇、舌などの組織)に用いますが YAGレーザーは、硬組織(主に歯)を対照に使用します。 使い分けの理由を大まかに述べると、炭酸ガスレーザーは「水分」に反応し、YAGレーザーは「色」に反応すると考えてください。 YAGレーザ導入で著しい変化は、今まで「歯の神経を取る必要のある場合でも、YAGレーザーのおかげで神経を取らないで保存出来る。」様になったことです。現在「3-MIX」法なども一般に知られる様になりましたが、これは違法であると指摘が多いのですが、信頼度はYAGレーザーには及ばないと考えております。 誤解していただいては困る点は、すべての場合に神経が保存できるのではなく、症状が出てからでは神経保存は危険 の場合がほとんどで、症状が出た場合には、保存は無理と考えてください。大きな理由としては、歯の先端にある神経と動脈、静脈の入り込む穴「根尖孔」は20ミクロンほどの小さな穴で、神経組織が炎症を起こした場合には、血流がストップし、歯の内圧が上がって痛みが出るからです。血流がストップしているので、飲み薬もピーク時には効かなくなります。 |
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![]() これが「パルスマスター」です。YAG1号機 |
![]() イタリア製YAG2号機 |
![]() 先端の赤光は治療用のレーザ光ではなく ガイド光と呼ばれるHe-Ne光です。 YAGレザーの光は目で見ることは出来ないので このようなガイド光が必要となります。 |
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症例1 軟化象牙質の除去 |
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軟化象牙質、すなわち虫歯になって、バイ菌が染み込んだ部分は除去してこれ以上虫歯が進行しないようにストップするのは、誰にでも理解出来ると思います。しかし、実際にはこの部分を除去すると神経まで貫通する事が多いのがほとんどです。今までの選択肢では、ここで注射して麻酔後、神経を取ることしか出来ませんでした。放置すれば、いずれは痛みが出るというのが大きな理由です。 |
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修復物を除去した状態です。 CCDカメラでは遠近感が無いためよくわかりませんが 実際はかなり深い虫歯です。 |
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タービンで可能な限り、軟化象牙質を除去しましたが この直下紙一枚で神経があります。 |
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レーザ照射後 虫歯かひどければひどい部分によく反応します。 黒い部分が特にひどく、「炭化層」と呼ばれます。 |
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炭化層を除去後 色を見てもかなりきれいになっているのがわかります。 |
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神経保護のパックをしてから 修復物を製作します |
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症例2 根尖病巣 急性顎炎 |
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激痛を訴えて来院した人です。 虫歯が底まで貫通して 根尖に病巣ををを作っています。 真ん中上に見える歯肉の玉は 「廊孔」と呼ばれ、大きくなった根尖の病巣から 膿を出すために生体が防御反応で作ったものです。 |
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赤く光るのが、 「廊孔」です。 ここらからもレーザ照射します。 |
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歯の中心に開いている穴は 「根管」と呼ばれ、神経が存在していた場所です。 ここが感染すると、歯を突き抜けて あごの骨に炎症を起こします。 ここからファイバーを入れて 根管内の細菌をたたきます |
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レーザが反応してる際にはものすごい閃光ですので オートで絞りが効いて撮影も困難です。 画像の下半分は、光のハレーションでしょう。 |
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それでもかなりきれいになりました。 もちろん痛みもかなり楽になったとの事です。 レーザーは魔法の如き 絶対的な効力を持つ場合に多く遭遇するのは レーザ治療をしている歯科医が間違いなく経験する事実です。 |
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症例3 前歯部根尖病巣 |
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激痛を訴えて来院 前歯の根尖に炎症を起こしています。 見えにくいかも知れませんが 画面右やや中央下にファイバーが見えます。 痛い部分まで入れると、ガイド光によって 病巣部分がはっきり浮き彫りになります。 痛い部分まで入っていけることは 著しいアドバンテージでもあります。 既存の処置法だと、歯肉の全面に 切開を入れたり、根管内に薬剤を入れるだけでしたが 一度これを使うと、もう既存の処置には戻れません。 もちろん、患者さんに貢献する事が最大の目的ですが 患者さんと喜びを共有できる喜びを越えて 病が治っていく快感は 治療に携わる人間がはまりこむ大きな穴であることは 間違いないと思います。 |
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